DWEどうやって使ってる?
ダメ出しし過ぎて、娘がTAC嫌いに。その失敗から、心がけるようになったこととは?
2024年11月13日
CAP応募をがんばりすぎて、当時2歳の娘さんをトークアロング・カード(TAC)嫌いにさせてしまったことを反省しているという、のんママさん。この経験から、親のアプローチが子どもの反応に大きな影響を与えると気づいたそう。そして現在はどのようなことを心がけてDWEを活用しているのか、詳しく教えてもらいました!
これまでのDWE活動の中で、失敗してしまったことはありますか?
まだ幼い娘にダメ出しをし過ぎて、TAC嫌いにさせてしまいました(涙)。
娘が2歳の頃、CAP応募のために厳しい指導をし過ぎて、TAC嫌いにさせてしまったことがあります。当時SNSで知り合ったDWEユーザーのお子さん(娘よりも年下)がブルーCAPを取得したと知り、急に焦りを感じてしまったのがきっかけでした。「DWEを始めた時期は同じなのに、遅れを取ってしまった。このままでは娘に英語を身につけさせてあげられないかも……」と急に心配になり、CAP応募にムキになり過ぎてしまったんです。
娘は日本語の発語も遅く、英語はほとんど口にしない時期だったのにも関わらず、カードを無理矢理読ませては、「This is a star.のaが抜けていたから、もう1回!」と、何度もやり直しをさせていました。その結果、娘は毎回泣き出し、最終的にはTACが大嫌いになってしまったんです(涙)。
「CAPの進みが遅い」=「まわりから置いてかれてしまった」と思い込み、強い孤独感を持っていました。娘の発達の度合いを完全に無視して、無理に取り組ませてしまったことをとても反省しています。そのため今では私から働きかけることはやめて、本人がやりたい時にやりたいことだけに取り組むようにしています。
ここがポイント!
無理に取り組ませた過去の反省を活かして、現在は本人がやりたいことだけに取り組むようにしています!
TAC嫌いは、どのように解消しようと考えていますか?
ダメ出しはしないとルールを決めて、ご褒美を用意するなどの工夫をしながら取り組んでいます!
嫌いになってしまったものをまた好きにさせるのはかなり大変で、今でもTACの取り組みは嫌がります。でも、“ダメ出しや間違いの指摘はしない”という私なりのルールを決めて、「リピートしないで、カードを通すだけでいいよ」と心理的なハードルを下げてみたり、「これ全部通したら、大好きなジュースを飲もうね」とご褒美を用意したりして、なんとか取り組んでいます。
CAP応募ももう急いではいませんが、本人の意志にまかせているだけでは課題曲を歌えるようにはならないので。インプットとして、曲の歌詞に合わせていっしょに絵を書いて、それに色を塗ってみたり。書いた絵を見ながら私が率先して歌って、面白い振り付けで踊ってみせたり。様々な方法で、娘が興味を持ってくれるように努めています。
それでも取り組みを嫌がる時には、無理にやらせません。その代わりに、娘の横で私が“本気で”教材を楽しむようにしています。親が本気でないことは、子どもにはスグにバレてしまいますからね。子どもの心を動かすためには、親が心から“本気で”楽しむことが大事なんだと思います。「これ、むっちゃ面白い!」「ほんと最高~!スゴいんだけど~!」と大騒ぎしながら一人で遊んでいると、娘はちょっとずつ近寄ってきて、そのうち私から教材を奪い取って遊び始めてくれます(笑)。
ここがポイント!
取り組みを嫌がる時は、私が一人で大騒ぎしながら”本気で“遊んでいると、娘も近寄ってきて遊び始めてくれます!
DWEを活用する上で、心がけていることはありますか?
自由に遊ばせること、親も本気で遊ぶこと、人と比べないことを心がけています!
教材を大事にし過ぎて仕舞い込んだりせず、できるだけ出しっぱなしにして、自由にどんどん遊ばせることも大事なのかなと思っています。そして、親が一芝居打ったり、本気で遊んだりするなどの工夫と努力も必要なのだと実感しています。
そして今、何よりも心がけていることは、やはり人とは比べないということですね。SNSからもなるべく距離を置くようにして、私の心がザワザワすることを避けています(※心に余裕がある時だけ覗いていますが(笑))。
娘を出産する前、私は女優として活動していました。活動中、英語が話せないことでドラマのオーディションに参加できないことがあったり、せっかくのチャンスを逃すことが多くあり、悔しい思いをたくさんしました。娘には私のように、「英語が話せたら良かったのに」と思ってほしくないんです。英語という武器を身につけて、何事もあきらめることなく、自分の可能性をどんどん広げていってほしいと願っています!
ここがポイント!
CAP課題の録音は、車の中が一番集中してくれるので、ドライブ中にするようにしています!